いったいどうなってるの?!【アメリカの病院探しと保険の関係】
アメリカの医療って…
とまとが日本に帰りたいなーと思う理由の一つに、アメリカの医療があります。
アメリカの医療は決して遅れているわけではなく、むしろ日本よりずっと進んでる。
その恩恵にあずかることができるのは素晴らしいことだし、むしろ受け続けたい。
でも、
- 医療費が高い
- 保険のシステムが全然わからない、複雑すぎる
- 病院やお医者さんの当たりはずれが多すぎる
などという点で、アメリカの医療に関することは心が折れそうになることが本当に多くあります…
なので、今日は息子のおちびが病院にかかることを通して学んだ、アメリカ医療、特に病院探しと保険の関係について少しお伝えしようかと思います!
今日は長いですよ!
覚悟してどうぞ!!笑
アメリカの病院探しと保険の関係
アメリカは病院探しと保険の関係が切っても切れません。
自分の入っている保険会社と提携を組んでいる病院に行かないと、保険適応にならず、実費での支払いとなってしまうのです。
おまけに、それがめっちゃ高いうえに多分保険でカバーされないという噂も…
まぁ実際はわかりませんがね!
アメリカから見て外国人向けの保険
私たち夫婦は、日本で海外旅行保険に入ってきたので、今ここに書いたことは関係なく、どの病院に行っても保険でカバーされます。
日本ではいる海外旅行保険の記事についてはこちら↓
tomato-america-kosodate.hatenablog.com
ただこの前知ったことですが、私たちが入ったt@bihoはキャッシュレスでかかれる病院がそんなに多くなく、カリフォルニアやNYなどの大都市でないと提携している病院がありませんでした…
ユタには提携病院がないため、最初に自分でかかった医療費を支払い、そのレシートをt@bihoに送り、お金を返してもらうというシステムのようです…
安い保険に入る、という名目で探して入ったのですが、ここは盲点!
失敗しました!!
アメリカのバカ高い医療費を自分で支払って、あとからそのかかった分を返してもらうって…
手元にそんな大金がないから保険に入ったのに、結局何かあったときには自分でまずは支払わないといけないなんて…保険に入った意味!!
なんて日だ( ;∀;)!!!!←
まぁ電話のオペレーターの人と少し話した感じだと、病院に行く前に一度連絡してください、とのことではありましたが、何とかしてくれるのかな…⁇
おまけにこの前の記事で書いたように、アメリカは支払いが後からなので、どうにかしてほしいんだけどな…
と悩みが一つ増えてしまった、とまとです泣
あっ、ちなみに 外国人でもアメリカの保険に入ることができるところが何件かありました。
でもよくわからないアメリカの保険と医療のシステムを英語で勉強する気力と英語力を兼ね備えていなかったとまと…
少し調べてすぐに諦めました←
話をアメリカ医療のことについて戻します!
アメリカ人向けの保険…メディケイドとは
私たち夫婦は日本生まれの日本人。
しかし、そんな私たちから産まれたおちびはアメリカ生まれアメリカ人。
でも見た目はスーパー日本人笑
ということで、両親がアメリカから見て外国人でも、おちび自身はアメリカ人のため、アメリカ人向けのサービスを受けることができます。
学生結婚をしたとまと家族は、収入が低いためMedicaid(メディケイド)という国が保証してくれる保険のようなもので、おちびの医療費は全てカバーされます。
1年ごとに更新され、収入などのチェックがありますが、今はまだ旦那っちが学生で十分な収入がないため、その扶養に入っているおちびはまだメディケイドの恩恵に与ることができます。
そのため、医療費の支払いはかからないのですが、それでもどこかの保険には入る必要がありました。
入る保険は2つ。
- 医療全般、検診やけがや病気などの時に使うための一般的な保険
- 歯科専門
メディケイドのサービスを受けるにあたって、私の住んでいる地域では、医療全般のほうは4種類くらいある保険会社から、そして歯科に関しては2つの保険会社の中からどれかをひとつずつ選ぶ必要があります。
では、メディケイドの話はここまで。
ここからまた一般的な保険の話に戻ります。
保険会社の選び方
では、どうやって保険会社を決めるのか。
とまとが思うに、保険会社の決め方は2つあると思います。
- 勤務している会社が提携している保険会社に入る
- 自分が行きたい病院が提携している保険会社に入る
勤務している会社が提携している保険会社に入る
アメリカは正社員か非正規か、ではなくフルタイムかパートタイムかで会社を通して保険に入れてくれるかどうかが決まります。
会社を通してなので、会社がある程度、保険料の支払いをカバーしてくれる、ということだと思います。
多分日本でいう正社員は国民健康保険の費用を会社が少し支払ってくれる、みたいな感覚なんだという認識でいます、ひとまず私は。
旦那っちの職場の上司が最近出産したのですが、
「産休を使いきった後はフルタイムで仕事をする、そうじゃないと保険で医療費カバーされないからー」
と言っていたので、そういうことだと思うんですよね。
ただ、旦那っちはずっとフルタイムで働いていたことがなく(本業が学生なので)、自分たちの経験で伝えられないので、あまり信用はしないでください…←
まぁ、そういう理由で、会社に所属して働いている人は、必然的に保険会社も決まる。
だから転職したり、会社が提携する保険会社を変えると、自分も保険会社が変わることになる、っていう感じです!
自分が行きたい病院が提携している保険会社に入る
これは私たちのようにまだ働いていない人たち、学生結婚のカップルだけど、どっちかがフルタイムで働いてるわけではないような場合に当てはまると思います。
会社に属していないので自分で保険会社を選ばないといけない、みたいな。
ただ、そういう人が自分の行きたい病院決まってるとも限りませんが笑
うちのおちびの場合は、私が妊娠している際に検診で行っていた病院の担当の先生が、赤ちゃんも見ることのできる先生なので、引き続きそこの病院に行くことにしていました。
なので、そこの病院(クリニック)がどの保険会社と提携しているのか確認の電話をし、それで保険会社を決めました!
これも嘘か本当かわからないのですが、いくらメディケイドで医療費カバーされてても、入っている保険会社が異なっていると自分のもとに請求が行くとか行かないとか…
だから救急で病院に行くときも、今から行く病院が自分の入っている保険会社と提携しているか確認してから行ったほうがいい、と言われたことがあります。
あー恐ろしや。
まとめ
とまとの知識だととっても偏っていてアメリカ医療について助けになる記事が書けたかどうかはわかりませんが、今のところ知っている限りのことは書いたつもりです!
何かを経験するたびにそこで新しい知識を得ていくスタイルで生活しているので、また何かが起こったときに新たな記事を書くことになるんだと思います…
その経験が来てほしいような嫌なような…苦笑
ちなみに歯科の保険会社についてあまり言及しませんでしたが、私たちには歯医者さんの知り合いがおり、その人の提携しているほうの保険会社に入りました!
実はこれはまた続きがあるので、それはまた今度…笑
アメリカの保険会社は、日本の国民健康保険が何個もの会社に分かれており、病院によってどの保険会社がカバーしてくれるかが変わる、っていう感覚なんですよね。
日本にいたときは自分の入ってる保険と病院が提携してるかどうかなんて考えないで、少しでも調子が悪くなったら病院にすぐ行っていましたが、こっちではどの病院に行くか、その病院は自分の入ってる保険でカバーされるのか、など調べることがたくさん。
体調悪い時にそんな色々調べられるかいっ!!
と思うと、ちょっとやそっとの体調不良やケガでは病院のお世話になろうなんて思わなくなりました笑
強くなったもんです、私も笑
でも、そう考えることでもっと自己管理を徹底しようと思いますし、風邪のひき始めには鬼のようなビタミン接種や少しでも体の温まる食べ物を食べる、寝るときは加湿器オン!などいろいろと気を付けるようになりました。
アメリカの医療事情、いろいろと思うところはありますが、悪いことばかりではなさそうですね。
日本も気軽に病院に行けるのはいいですが、もっと自己管理をしっかりして病院にお世話にならなくてもいいような体づくりをすれば、人は健康になるし、国も税金をもっと有効に使えるのに、なんて思ってみたりラジバンダリー←
とにかく、アメリカに来るときには保険のこと、ある程度頭に入れてから来るだけでも混乱度がだいぶ違うと思います!
少しでもお役に立てたらいいなー、この記事!
ということで、長文、しっかり読んでくださってありがとうございましたー!!!